沖縄県民投票の結果を尊重すべき
請願第1号は沖縄県民投票の結果の尊重を求める意見書の提出を求めるものです。
安倍政権が、県知事選挙や県民投票で明確に示された沖縄県民の意思を無視して、辺野古の埋め立て工事を続けていることは絶対に許されません。
埋立予定地一体に広がる超軟弱地盤の問題はきわめて深刻で、政府はいまだに地盤改良・基地建設のための費用も期間も明示できません。地盤改良のための設計変更には、玉城知事の承認が必要ですが、知事は絶対に新基地を造らせないと明言しており、やみくもに土砂投入しても、新基地を造ることは絶対にできません。
政治的にも、技術的にも、新基地建設強行は完全に行き詰まっています。
よって、沖縄県民投票の結果を尊重して、辺野古の埋め立てを中止するとともに、アメリカ側との協議を行うことを求める意見書を提出すべきであり、不採択とした委員長報告に反対します。
(2019年6月28日)
(請願第1号)沖縄県民投票の結果の尊重を求める意見書の提出について
2019年2月24日、名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票において、沖縄県民は、投票総数の7割以上という圧倒的多数で反対の意思を示した。これは、辺野古の埋め立てに関する紛れもない民意であり、民主主義の政治においては、極めて重いものである。
民意に基づいて政治を行うというのが民主主義の原則であり、このことは、国政、安全保障政策においても何ら変わりはないと思う。
今回明確に示された沖縄県民の民意を尊重して、辺野古の埋め立てを即時中止し、改めて、安全保障と沖縄の負担軽減という観点からアメリカ側と協議を行うよう求める。
以上のことから、下記事項について、国に対し意見書を提出されるよう請願する。
記
沖縄県民投票の結果を尊重して、辺野古の埋め立てを中止するとともにアメリカ側との協議を行うこと。