知事に少人数学級への認識問う
藤本議員は、村岡嗣政知事に対し、少人数学級への認識を質しました。
村岡知事も委員の一人である中央教育審議会は、10月16日、「新時代の学びを支える環境整備について」とする「中間まとめ」を了承しました。「中間まとめ」は新型コロナウイルス対策などとして「教室等の実態に応じて少人数編成を可能にするなど、少人数によるきめ細かな指導体制」を明記しました。
藤本議員は、「しんぶん赤旗」が同日の中央教育審議会の席上、村岡知事が「国の責任で計画的に少人数学級を進めるべきだ」と発言したことを報じたことを取り上げ、発言の内容と少人数学級に対する知事の認識を尋ねました。
「国の責任で少人数学級化を計画的に進められるべき」
村岡知事は、「本県が進めてきた35人学級の取組と、これまでも国に要望してきた少人数学級の推進について発言をした」と述べ、
少人数学級に対する認識については、「感染症対策の観点からも、また、 ICTの活用による個別最適化された学習が求められていることからも、少人数学級化は必要であり、私は、国の責任において、子どもたち一人ひとりを大切にする少人数学級化を、計画的に進めるべきであると考えている」との見解を明らかにしました。
(2020年12月2日)