メガソーラ建設のための森林伐採に規制を
藤本議員は、全国各地でメガソーラ発電所建設のため森林が大規模に伐採され、土砂崩れなどの災害が発生していることを指摘し、森林伐採を規制するよう求めました。
兵庫県は、太陽光発電は5000㎡以上、風力発電は1500kw以上を届出の対象施設とし、太陽光も風力も、森林の面積を6割以上残すような指導を行なうなど、太陽光発電施設等と地域環境との調和に関する条例を制定しています。
藤本議員は、「山口県も兵庫県を参考にして、検討を始めるべきだ」と質しました。
「現行の審査で保全機能は確保でき、独自の規定は考えない」
松岡正憲農林水産部長は、「県では、森林開発の許可に当たって、森林法や国の基準等に照らして、周辺環境への影響などについて審査を行い、許可の適否を判断しており、森林が果たす環境保全機能は確保できるものと考えている。このため、県独自の規定を設けることは考えていない」と答えました。
(2020年9月28日)