⬛2019年11月議会報告:反対討論:藤本一規議員_1

 日本共産党県議団を代表して、本議会に提出された議案の討論を行います。

 

 反対する議案は、第1号、11号、14号、19号、20号及び21号です。その他の議案には賛成します。

 継続審査中の議案については、第16号及び第18号に反対し、その他の議案には賛成します。

 請願については、第3号の第2項、2項、4項、5項、7項、8項及び12項を不採択とする文教警察委員長報告に反対します。

職員給与増だけでなく、議員報酬引上げを含むため反対

 議案第1号、11号、14号は、関連しますので一括して討論いたします。

 議案1号、2019年度山口県一般会計補正予算(第3号)は、職員等の給与を引き上げることが中心の内容です。

 職員給与の引き上げには賛成しますが、同補正予算案には県議会議員の報酬等の引き上げも含まれているため、賛成しかねます。

 

 一般職員に準じて、知事等の給与及び県議会議員の報酬等を引き上げるための条例改正が議案第11号です。

 10月から消費税が10%に引き上げられ、景気動向指数は、5・6ポイント低下、実質消費支出は5・1%減少―どちらも8%への増税直後の2014年4月を上回る落ち込みを示しました。消費税10%による経済や景気へのダメージは8%増税時を上回っています。そのような中で、低い水準とは言えない県議会議員の報酬等をさらに増やすことは県民の理解を得ることはできません。

(2019年12月13日)

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