「書面」での調整会議で確認
「地域医療構想」の実現に向けた協議機関である「地域医療構想調整会議」の開催予定や会議の概要を公表してきた県のHP。2021年3月16日更新の「令和2年度の開催スケジュール」には「現在、開催予定の会議はありません」と表記されていますが、その下段の「会議の概要」を見ると、岩国、周南、山口・防府、宇部・小野田、下関、長門の6区域は2021年1~2月にかけて、「書面」で開催し、「病床削減支援給付金」の申請について報告されていることがわかりました。
「急性期」62、「慢性期」123の計185病床を削減
下表のように、同給付金を申請したのは、8医療機関。合わせて急性期病床62、慢性期病床123、計185床の削減が予定されていました。削減時期は2020年6月から21年3月末までとされており、すでに実行されたものと考えられます。
削減された急性期病床の中には、コロナ感染者を受け入れていた医療機関も含まれています。
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