相談センターに病状相談しても、PCR実施率は5%
厚労省は、帰国者・接触者相談センターに寄せられた病状等に関する相談件数と、そのうちPCR検査を実施した件数を公表しています。
各県で比較可能な4月1日から19日を集計すると、山口県は相談3763件、うちPCR検査を実施した件数は182件、4.8%です。
岡山県は2520件のうち331件、13.1%。鳥取県は3305件のうち356件、10.8%でした(下表)。
藤本議員は、「山口県ではなぜ、こんなに実施率が低いのか」と率直に尋ねました。
「保健所長が適切に対応している」
担当部長は、「他県の実施状況は承知していないが、風邪の症状や倦怠感など、重症化しやすい等の病状が認められた方を対象に、保健所長の判断により、適切に対応している」と答弁しました。
(2020年4月30日)