■2021年6月議会一般質問■藤本一規議員_3

女性に寄りそった支援の具体的内容を明らかに

 藤本一規議員 

 6月18日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2021」に、[『生理の貧困』への支援など女性に寄り添った相談支援」がはじめて明記されました。

 今議会の補正予算に「女性に寄り添ったきめ細かな支援を実施する」経費が計上され、知事は記者会見で「SNS相談や女性相談会、アウトリーチ型支援、生理用品の配布等を行う」と説明されました。

 女性に寄り添ったきめ細かな支援の具体的内容についてお尋ねします。

相談機会の提供や居場所づくりなどきめ細かな支援を実施

 村岡嗣政知事 

 新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、「生理の貧困」の問題をはじめ、経済的な困窮や孤独・孤立など、特に女性に深刻な影響が及んでおり、私は、こうした困難や不安を抱える女性が社会とのつながりを回復できるよう、支援の充実強化に取り組む必要があると考えています。

 このため、このたびの補正予算において、NPOの知見やノウハウを活用し、相談機会の提供や居場所づくりなど、女性に寄り添ったきめ細かな支援に取り組むこととしています。

 具体的には、まず、幅広い年齢層の方が気軽に相談できるよう、電話や面接に加えて、メールやSNSによる相談に対応するほか、身近な地域で相談できるよう、県内8箇所で相談会を開催します。

 この相談会では、併せて生理用品等の無償提供を行うこととしており、こうしたこともきっかけとして、生理の貧困など様々な困難を抱える女性に向き合い、必要な支援へとつなげていきます。

(2021年7月1日)

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