生活福祉資金貸付は柔軟で丁寧な対応を
新型コロナウイルスの感染防止策の強化を求める要請(4月10日)で、文書回答を求めていた「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた生活福祉資金貸付制度の申請手続きにあたっては、柔軟で丁寧な対応に留意するとともに、迅速に貸付が行われるよう窓口である市町社会福祉協議会に要請する」ことについて、次のような文書回答が寄せられました。
書類提出の省略など柔軟な対応をしている
「生活福祉資金貸付制度の特例措置の貸付手続きについては、休業や失業等の経緯などを丁寧に聴き取ることで、給与明細等の書類提出を省略するほか、送金事務を前倒し、書類審査や貸付決定等の事務は事後的に処理するなど柔軟な貸付が行えることとなっています。本県としましても、個々の状況を踏まえて、柔軟かつ迅速に貸付を行うように、実施主体である県社会福祉協議会を通じ、相談窓口である市町社会福祉協議会に周知しております」。
3月25日以降、1カ月で400件を超える貸付を実施
生活福祉資金貸付制度(緊急小口資金)の実績を担当課に問い合わせたところ、「特例措置が始まった3月25日以降で400件を超える貸付が実施されている」(4月23日時点)ことを明らかにしました。通常の実績は月に数件だそうです。
(2020年4月25日)